青色申告 ひとつの取り引きに3つ以上の項目がある場合

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日々、青色申告のために記帳をしていると、
ひとつの取り引きに3つ以上の金品の動きがある場合が
出てくるかと思います。


一度の現金での支払いの中に
「消耗品費」と「新聞図書費」のように
別々の経費帳に記帳するべきものが混ざっていたり、

報酬や売り上げの金額から
源泉徴収分を差し引かれた金額が
口座に振り込まれた場合などです。


65万円の青色申告を目指しているなら
乗り越えなければならない壁に思えるかもしれませんが、
実はそれほど複雑な処理が必要なわけでもありません。


下の図は、
当ホームページで紹介している
青色申告用のExcelファイルをお使いの方向けの説明ですが、
要は「貸借対照表」の左右の金額を一致させるのだ、
という原則に基づいて、
それぞれの項目と金額を
右と左に割り振ればいいだけのことなのです。

※この図はこれからも参照していただくので、
 クリックして別窓で開いておいてください。
貸借対照表と損益計算書の左右を色分けした図 を別タブで開く




「だけ」と言われても・・・、
と感じるのが青色申告の憎らしいところですよね。

上に挙げた2つの事例を
実際の記帳になぞらえて説明します。




【事例その1】
支払い額に別々の経費帳に属する経費が混じっている
 ↓
4月1日 
コピー用紙300円分と参考書籍1,000円を一冊買い、
現金で支払った場合
 ↓
現金での支払い    1,300円
コピー用紙=消耗品費   300円
参考書籍=新聞図書費 1,000円


を見ていただくと、
「現金」も「消耗品費」も「新聞図書費」も
みんな左側に入っていますね。

ここがまず誰もがはじめにと言っていいくらい、
青色申告の分からなさがにじみ出る部分だと思います。

こちらのホームページでもいつも
ひとつの取り引きにつき、最低2つの帳簿に記入を、
と説明していますから、
「???」となっても当然です。


以下は当ホームページで公開している
青色申告用Excelファイル、
「初心者さんの青色申告」の「現金出納帳」です。


現金出納帳の色分け を別タブで開く


これを見ていただくと分かるとおり、
最初の図では緑の部分に属する現金ですが、
「出金」に関しては赤の区分になっています。

すると、「現金出金」が赤、
「消耗品費」と「新聞図書費」が緑で、
赤の部分と緑の部分の合計が
一致することになります。

(このホームページの背景が緑なので、
 赤になる部分だけ文字の背景に色をつけます。)


コピー用紙=消耗品費   300円 / 現金での支払い    1,300円
参考書籍=新聞図書費 1,000円


という具合に、
これで損益計算書を含めた貸借対照表の
緑部分の合計と赤部分の合計 =
左側の合計と右側の合計とが合って、
65万円の青色申告特別控除を受けられる、
いわゆる複式簿記の方式に対応した
記帳ができたことになります。




【事例その2】
報酬が源泉徴収と所属している協会の会費を
差し引かれて口座に振り込まれた
 ↓
3月31日 
報酬10,000円から、源泉徴収分100円と
所属する協会の会費1,000円が差し引かれて、
口座に振り込まれた場合
 ↓
報酬(売り上げ)   10,000円
口座への振り込み    8,900円
源泉徴収=租税公課     100円
協会会費=諸会費    1,000円


はい。
少し複雑になってきましたが、
すぐに明快になりますからついてきてください。


今回の場合、を見ていただくと
わりとすぐに「あ、そういうことか」と
納得していただけるのではないかと思います。

というのも、項目の重複はなく、
色分け=左右への振り分けも、
文字のあるとおりにしていけばいいからです。

こういった形の記帳で戸惑うのは、
恐らく記帳する場所ではなく、
その金額、なのではないかと思います。


上に出した金額を
項目別に色分け=左右への振り分けをすると
このようになります。

預金出納帳     8,900円 / 報酬(売り上げ) 10,000円
源泉徴収=租税公課   100円
協会会費=諸会費  1,000円


ここで注目すべき点は、
報酬(売上)金額は10,000円のままで、
いわゆる「手取り」部分になる「預金出納帳」に
記帳する金額が目減りする点です。

とはいえ、報酬(売上)=額面が変化するわけでもないですし、
振り込まれた金額を変えて記帳する必要もないので、
先ほども書いたとおり、
それぞれの金額さえいくらにするのか分かってしまえば、
比較的雛形として使える記帳の手順ではないかと思います。

一度解明できてしまえば、
その後は同じ手順で記帳をすればいいのですから
かわいいものだとは思いませんか。




以上、記帳する際に処理に戸惑いがちな、
ひとつの取り引きに3つ以上の項目がある場合の
記帳方法について説明させていただきました。

日々の記帳のお役に立てていただければ幸いです。




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