はじめての青色申告

LINEで送る
Pocket




hihi1d.comでは、
青色申告に関する情報を多く紹介しています。

以下は青色申告関連の内容のまとめです。
ご覧になりたい内容の目次としてお役立てください。




■ 青色申告に関する記事

  青色申告についてみなさまからいただいた
  ご質問、お問い合わせへのお答えを
  比較的小さな規模にまとめた記事の一覧です。

 
■ 初心者さんの青色申告

  いきなり65万円の青色申告特別控除を受けるのはムリでも、
  まずは10万円の特別控除を目指して記帳を始めてみよう、
  というのが目標です。

  青色申告をするのに必ず必要な届け出から
  簡易的な帳簿のつけ方、
  決算・申告までを説明しています。


■ Excelで青色申告

  せっかくExcelを使って青色申告をするなら、
  Excelの使い方にもついでに慣れてしまおう、
  というのが目標です。

  一番単純な現金出納帳で罫線を引くところから
  複数のシートにまたがった計算式を用いて
  青色申告に必要な数値を自動的に算出する方法までを
  解説しています。


■ 65万円の青色申告

  初心者さんの青色申告から続く形で、
  最高額となる65万円の青色申告特別控除を受けるのに
  必要な手続き、帳簿作りについて解説しています。

  65万円の青色申告特別控除を受けようとするとき
  必ずつまづいてしまう「貸借対照表」について
  特に詳しく説明しています。

  
■ 青色申告 一括ダウンロード

  65万円の青色申告特別控除を受けるのに必要な
  損益計算書、貸借対照表が自動で作成されるExcelの超募集、
  「初心者さんの青色申告 aoiro10beta.xlsx」を
  ダウンロードいただけるページです。

  「初心者さんの青色申告 aoiro10beta.xlsx」最新版は、
  Vector(ベクター)でもダウンロードいただけます。


■ 青色申告 個別ダウンロード
  青色申告に必要な出納帳・帳簿類を、
  現金出納帳だけ、経費帳だけ、というように
  必要な分だけ個別にダウンロードいただけるページです。

  記帳がどんなものか、今すぐ始めて経験してみたい、
  帳簿作りの参考にしてみたい、
  という場合に便利です。

  それぞれの帳簿の上部と下部の
  スクリーンショット(見た目を撮影した画像)も掲載していますので
  ご参照ください。


■ 青色申告 リンク集

  国税庁や税務署など、
  青色申告をする際に知っていると便利なページの
  リンクを集めました。

  個々の記事内にも資料へのリンクがありますが、
  迷ったらこちらからどうぞ。


■ 「しっかりさんの青色申告」 定期メールお知らせ機能

  平常月(4月から10月頃まで)は月末に一回、
  決算・申告準備月(11月頃から3月まで)は月に二回以上、

  記帳を促しつつ、役に立つ情報をお届けする
  メールマガジンへの申し込みページです。








青色申告というと、

「簿記の知識がない」
「帳簿をつけなければならない」

などと、いまひとつ親しみやすくない感じがしてしまって、つい確定申告に収入額を含めて申告してしまっている、という方が多いと思います。


でも、青色申告にはそういった手間がある一方で、

・ 最低10万円、最高65万円の特別控除を受けられる
・ かかった費用を経費にすることができる
・ 赤字が出た場合、翌年以降の収入から差し引くことができる

などの得する点もあります。


ここでは、それでも難しそうで、何をしたらいいのか見当もつかない、という方のために、青色申告を解説していきます。


まずは10万円の特別控除を受けられる、一番簡単な青色申告についてです。

この場合日常的に必要なことは、端的に言うと、「事業版の家計簿つけ」です。

副収入であれ、お小遣い稼ぎであれ、収入があれば申告をするのが義務ですから、当然収入額はご自身で把握していることになりますよね。すでにExcelなどを使って収入額の管理をされている方もいらっしゃると思います。

・ 収入、支出のあった月日とその額を漏れなく記録し続ける
・ それにまつわる書類(領収書など)の保管
・ 一年の最後に収入、支出の合計額を算出する

一番簡単な青色申告に必要なのはたったそれだけのことです。思っていたよりは簡単だったのではないでしょうか。

この說明で青色申告に興味をもたれたら、実際の青色申告に必要な書類や書式、届出などについては、

初心者さんの青色申告

をご覧ください。




次に65万円の特別控除を受けられる、正式な青色申告について説明します。

こちらも個人で、お金や商品の動きがある日もあるし、ない日もある、というような小規模の場合には、日常的にしなければならないことは簡単な青色申告の場合と変わりません。原則は

動きのあった月日とその額を漏れなく記録し続けること

です。違うのは、記録をいわゆる「帳簿形式」にする、ということで、ここが簿記などに馴染みのない方には一番ワケの分からない部分だと思います。

例として現金の動きで、「家計簿形式」と「簿記形式」の違いを見てみましょう。

家計簿形式は通帳などでもお馴染みの
収入 支出 残高

の並びです。入ってきたものは「収入」欄に、出ていったものは「支出」欄に入れて、収入の場合には額を足し、支出の場合には引いて残高を算出します。


簿記形式はちょっと特殊で
収入 支出

このふたつの欄しかありません。そして書類として完成させるには、「収入」欄の合計と、「支出」欄の合計が一致しなくてはなりません。さあ、訳がわからなくなってきましたね。


ここからはExcelの表で違いを見てみます。

※できるだけ分かりやすいように、誰にも馴染みのある「現金」で例となる表を作成しましたが、実際には日常の現金の動き自体はここでいう「家計簿形式」で記録していきます。普段からそんなにめんどくさいことをしなければならないわけではないのでご安心ください。

2月中に以下の4つのお金の動きがあったとします。

・ 2月1日、事業準備金として10,000円を計上
・ 2月3日、印刷用紙を500円で購入
・ 2月5日、単価800円の商品を3個購入
・ 2月8日、青木様に商品を1,000円で売り上げ

家計簿形式だとこうなります。



簿記形式はこうです。

実際に簿記では「収入」「支出」という区分分けではありませんが、比較のため同じ言葉を使っています。


繰り返しになりますが、「簿記方式」にしたとしても日常の現金の管理は「家計簿形式」でしていきます。あくまでも最終的に申告をする際にはこういうふうに両側の額を一致させるんですよ、ということを説明するための例です。

「簿記方式」で申告をするには、上の例の「次月繰越」のように、両側の額を同じにする方法と、そのために利用する言葉を知っている必要があります。知っていると言っても暗記などする必要はなくて、税務署などで手に入る資料どおりに使っていけば大丈夫です。また、両側の額を合わせる準備として、さらにいくつかの独立した帳簿をつけることが必要です。

まとめると、「家計簿形式」ですることに加えて

・ 簿記方式特有のやり方、言葉を使う
・ 両側の額を合わせるのに必要な資料として、補助的な帳簿をつける
・ 申告のときには収入側と支出側の金額を同じにする

ことが必要になります。


まだ何のことやら、という感じですよね。まずは「家計簿形式」から始めてみて、帳簿を作る、ということに慣れつつ、徐々に「簿記方式」に必要な処理を取り入れていくのがいいと思います。

馴染みがない、というだけで、実際にはどのみち帳簿をつけるなら、「簿記方式」の方が明瞭で理にかなっているので、枠組みさえ理解できてしまえばそれほど複雑なことではないですから、「分からない言葉だらけだ」と恐れをなさずに、分かるところから挑戦してみてはいかがてしょうか。


65万円の控除が受けられる青色申告の手順や必要な申請などは

初心者さんの青色申告
65万円の青色申告

をご覧ください。


おことわり
「中級者さんの青色申告」ページでは、「65万円の特別控除を受けるのに、専門的な簿記の基礎知識は必須ではない」という考え方で手順を紹介しています。こちらの内容にそって手続き、帳簿作り、申告をすることで、十分に65万円の特別控除を受けることができます(※)が、これは私という一個人の見解でしかないと言うこともできます。ご自身での判断が難しい場合は、必ず所轄の税務署にご相談ください。

(※)税務署でもらえる「帳簿の記帳のしかた」の9ページの「4 正規の簿記とは」より
  『簡易簿記を利用した正規の簿記の方法もあります。』





ただでさえ近寄りがたい「青色申告」。はじめから専門用語を入れて余計に遠ざかっていただきたくなかったので、できるだけ親しみやすい言葉を選んで書きました。

インターネットで調べたり、税務署でもらった資料を見たときに、正式な名称が出てきても混乱しないよう、用語を少し載せておきます。提出する書類名は国税庁のホームページの用紙見本にリンクしています。併せてご参考になさってください。


・ 10万円の特別控除が受けられる、簡単な方の申告方法は「簡易簿記での申告」です。

・ 65万円の特別控除が受けられる、正規の簿記の原則にのっとった申告方法は「複式簿記での申告」です。

・ 10万円、65万円、どちらの控除を受ける場合にも、青色申告をする前提として最低限必要な提出書類には
  「個人事業の開業・廃業等届出書
  「所得税の青色申告承認申請書
  のふたつがあります。

・ ここで「家計簿の事業版」と呼んでいる、現金の動きを管理する帳簿の正式名は「現金出納帳」です。

・ 10万円の青色申告特別控除を受けようとする場合、最低限日常的につける必要のある帳簿には、
  「現金出納帳
  「経費帳
  の二種類があります。

・ 10万円の青色申告特別控除を受けようとする場合、申告の際に提出する書類には、
  「確定申告書 (第一表と第二表)」
  「所得税青色申告決算書
  のふたつがあります。

・ 10万円の青色申告特別控除を受けようとする場合、「所得税青色申告決算書」で必ず記入が必要になるのは、
  1ページ目の「損益計算書
  2ページ目の「月別売上(収入)金額及び仕入金額」
        「青色申告特別控除額の計算」
  の部分です。

・ 65万円の青色申告特別控除を受けようとする場合、申告の際に提出する書類には、
  「確定申告書 (第一表と第二表)」
  「所得税青色申告決算書
  のふたつがあります。

・ 65万円の青色申告特別控除を受けようとする場合、「所得税青色申告決算書」で必ず記入が必要になるのは、
  1ページ目の「損益計算書
  2ページ目の「月別売上(収入)金額及び仕入金額」
        「青色申告特別控除額の計算」
  4ページ目の「貸借対照表
  の部分です。

・ このページで「収入側と支出側の金額を同じにする」と説明したことを具体的に書類にするのが「貸借対照表」になります。

・ 「収入と支出の両側の額を合わせるのに必要な資料としてつける帳簿には
  「現金出納帳
  「経費帳
  の他に、
  「預金出納帳
  「売上帳
  「仕入帳
  「固定資産台帳
  などがあります。
  必要な帳簿は、事業の状況などにより変わります。
  例えば上に示した「固定資産台帳」は、
  高額な備品(10万円以上)を持たない限り、必要ありません。

LINEで送る
Pocket
スポンサーリンク