このページは 2018年10月19日に更新されました
【元入金】もといれきんとは
事業のために確保してある資金のこと
機首から期末まで金額がかわらないという性質をもつ
「下の説明を読んでもわからないよ!」
「知りたいことが見つからないんだけど・・・」
そんなときは遠慮なく今すぐお知らせください。
ゆっくり社長の最高速でおこたえしています!
青色申告にはわからないことが多いんだけど
元入金(もといれきん)っていうのも
聞きなれない言葉だなぁ
そうですね
元入金は「会社の資本金のようなもの」
なんていわれても
ふつう資本金がどんなものかが
ぼんやりとしていますし
実は青色申告に関して一番多い質問も
元入金についてなんです
そうだったのか!
やっぱりみんなわかりづらいと感じているんだね
それで元入金って結局なんなの?
元入金(もといれきん)は事業の資金のこと
開業のときの資金に加えて
必要に応じて足されたり引かれたりして
増えたり減ったりするんです
うーん・・・
わかるようなわからないような
さっき「会社の資本金みたい」って言ってたけど
資本金はそんなにかんたんに
増えたり減ったりしないよね
そうですね
会社の資本金が増えたり減ったりしないのに
個人事業の元入金が増えたり減ったりすることには
お給料が関係してきます
えっ?
元入金の話をしているはずが
お給料の話になるの?
ますますわけがわからないよ
元入金を理解するには
個人事業主のお給料について
知っておくのが近道なんです
まったく関係が見えないけどそまこで言うなら
ぼくも個人事業主として
どうやって給料をもらったらいいのかには
興味があるし
まずはそこなんです
個人事業主は自分の事業から
お給料をもらわないんですよ
えっ?
だったらどうやって食べていけばいいの?
心配しなくても大丈夫ですよ
個人事業主は自分の事業の元入金から
自分のお給料を引き出せばいいんです
えっ、元入金から?
それって事業のお金を使い込んじゃうってこと?
もちろんそんな物騒な話ではありませんよ
事業資金である元入金と
その事業の持ち主である個人事業主個人のお財布は
切っても切れない間柄にあるんです
個人事業主のお給料は
元入金から引き出すというお話をしてきましたが
逆に開業費や途中で足りなくなった場合の事業資金は
どこからくると思いますか
ぼくの場合
開業に必要なものは
自分でお金を出して準備したなぁ
外から借り入れをする気もないし
事業資金が足りなくなったら
また自分の財布から出すんじゃないかな
あれ、待てよ
ということは・・・
そうなんです
手元にない多額の資金を
外から借り入れる場合は別として
多くの方がそもそも開業の準備に
ご自身のお金を使っています
そしてこれはもちろん
必要経費としてあつかえるものです
そうか!
知らないだけで
実ははじめから元入金として
自分のお金を事業に提供していたんだね
それならその事業で元入金が増えたら
その分はぼくがもらってもいいってことか
基本的にはそういうことですね
事業を成長させていくためにも
少しは元入金が増えていくのが理想ですけれど
それはたしかにそうかもしれないね
じゃあそんな元入金は
日頃の記帳ではどう扱ったらいいのかな
これがとってもカンタンで
元入金の帳簿を作って
機首の金額を記入したら
あとは一年ほうっておけばいいんですよ
事業を成長させていくためにも
少しは元入金が増えていくのが理想ですけれど
えっ
一年間ほったらかしでいいなんてラクでいいけど
どうして何もしなくてもいいのかな
その答えは元入金の性質にあります
そもそも元入金というのは
機首に金額が決まったら
期末も同じ金額で
機中に勝手に変えられないものなんです
日頃の記帳は期中の金額の変化を管理するためのものだから
記帳自体が必要ないってことか
だったら元入金はいつ増えたり減ったりするんだろう
機中に変化しない元入金の金額が変わるのは
毎期末の決算から
翌年の棋士酒に繰越をするときです
へぇ
そんな今年と来年のスキマみたいなところで
金額が変わるものもあるんだね
続きは2017年12月20日現在執筆中
しばしお待ちを・・・
こちらもあわせてお役立てください