ここまで、その1では
・ある日から分かりやすくぱったりと
引きこもりになる人ばかりではないと思うこと
・家入一真さんは気になる存在であること
・引きこもりだした当時、私は契約社員として
営業のような仕事をしていたこと
まで書きました。
前回のその2では
・どうやら私は、他人が物理的に自分近くにいることを
他の人より余計に苦手に感じるらしいこと
・私が「不快」と感じる場所の3大条件
について書きました。
そしてその条件をあますところなくすべて満たして、
私が足を踏み入れたくない場所。
栄光の第一位に輝いたのは
ブックオフ
でございます。
この世に地獄があるのだと、
そしてそれは生きながらにして体験できるのだと
実感できる場所でしたね。
他にも、西友というスーバーがありました。
スーパーは、前回の記事で並べた条件を
見ていただくと分かるとおり
どの系列のお店でも非常に苦手ではあったわけですが、
ある時期、西友さんが、
マイバッグだったか、エコバッグだったかの
キャンペーンみたいなものを展開されていましてね。
20~30分とか店舗にいますと、
こういう放送が、必ず2、3回流れたんですね。
「ママァ、エコバッグ持ったぁ?
エコバッグ持ったぁ?
ねぇ、エコバッグ持ったぁ?」
子供の可愛らしい声でですね、しつこく聞くんですね。
私は、子どもの甲高い声も苦手なので
これは非常に辛かったですね。
しかも、「いいじゃないか」と思うわけです。
別に、エコバッグを持とうが持つまいが。
どちらにしろ、ゴミ袋として、
スーパーのレジで買ったりもらったりしなければ
まとめて同じような大きさの
ビニール袋を買いますのでね。
レジ袋が、家に帰った途端、
用途もなく、ただのゴミになるならともかくですね。
エコバッグを忘れないで持ってお買い物に行くことに
意義を感じられる方はそうなさればいいし、
私のようにどのみち必要なのであれば
わざわざ行きから荷物になる余分な袋を
家から持っていく必要もないでしょう、と。
その点、オーストラリアのスーパーなどは
徹底していましたよ。
もうね、あ、あちらでは
キャッシャーさんが、レジを打ちながら
袋に入れ替えてくれる、という
非常に効率の良い方式なのですけれどもね。
商品を入れているそばからもう、
袋が破けていくんですよ。
それほど、ペラペラのビニールなのですね。
もう、家まで持つか、持たないか!
というね、何か気合とか精神力を試されるような
そういうものが備え付けで、
無料で入れていただける袋だったのですね。
そうすると当然、家に帰り着く頃には
もう、破れ傘、とか、破れコウモリ、などという
言葉を連想させるような惨状でしてね。
とてもゴミ袋に使う、なんてことはできず
正真正銘、ゴミになりましたね。
ですから、あちらでお買い物に行くときには、
私も買ったものを入れる用の
袋を持って出かけておりましたよ。
‘Mummy. Did you put your Eco Bag in your purse?
Did you?
Hey, mummy! Did you?’
なんて店内放送は、一度も聞いた記憶は
ありませんけれどもね。
繰り返しますけれど、分かっているんです。
私の感覚の方が、ズレているのだって。
でも、不快なものは不快であるし、
イヤなものはイヤなのですよ。
そのような感じで、私にはもともと、
出かけて行って不快にならない場所、
というのは極端に少なかったのですね。
長い記事でもひとつにまとまっていた方がいいのか、
こうして区切った方が読んでいただきやすいのか、
だんだん分からなくなってまいりましたが
目見当の長さで、今回の記事はこのあたりで
区切らせていただくことにしますね。